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2014年9月3日を表示

しをみ食堂(巨大カツカレー)

鹿島臨海工業地帯に夜景撮影に行った際、行きがけに巨大なカツカレーが話題になっていて数年前から気になってたしをみ食堂で夕食。めずらしくインドカレーではないカレーです。

店自体は霞ヶ浦湖畔の県道沿いにある昔ながらの地元密着型の食堂という感じ。この日はけっこう混み合ってましたが大部分は近隣の人が親戚で宴会してるっぽい一団。座敷をはみ出てテーブル席まで浸蝕してきてます。あとはそれ以外の単独客と思しい人々が2組ほど。
お目当てのカツカレーを注文してしばらく待つと、カウンターからおばちゃんがライスを盛った巨大な皿を差し出しながら「ご飯これくらいで大丈夫?」と確認してきました。口コミとか見てると配膳前のこの確認が定番のようです。



程なく出てきましたカツカレーライス(¥800)。
カレーの皿がトレイからはみ出す勢いっていうか実際はみ出してるんですけど、トレイはべつに小さめの物ではなくて社食や学食などでよく見かけるのと同様のサイズ。端っこに乗ってるスプーンと対比してもらえればなんかサイズ感がおかしいのが分かっていただけると思います。ティースプーンではなくごく普通のカレースプーンです。
カレーの他、味噌汁、冷や奴、和え物、ヤクルトもどきが付いてます。



なみなみと注がれた広大なカレーを霞ヶ浦に喩えてるレビューをどこかで見た記憶がありますが、広いわりに深さはそれほどではないところも霞ヶ浦(面積では日本で2位だけど平均水深4m、一番深いところで7m。ちなみに琵琶湖の最大水深は100m以上)らしく言い得て妙。
味の方はごく普通の食堂や給食で食べられるような昔ながらの一般的なカレー。ほどよく煮溶けたタマネギが良い味を出してます。辛さはそれほどでもなく中辛~甘口の間くらいという印象。
豚カツはロース肉を2枚繋いで超ロングサイズのカツにしてるようです。肉はやや薄めですがなにぶんこのサイズの皿の端から端まで届くくらいなのでけっこうなボリューム。
とはいえカツは油切れ良くさっくり揚がってますし、先ほど触れたように深さはそれほどない皿なので、ビジュアルのインパクトと比べると完食はそれほど困難という感じではありませんでした。懐かしい感じのカレーライスを美味しく食べられます。

この他、揚げ物や炒め物を軸にした一般的な定食メニューや各種ラーメンに加え、川エビ天ぷら定食(¥650)のような地元食材っぽいメニューもあります。あと「特別メニュー」と称して各種ラーメンに+¥300することで約3人前にサイズアップするというジャンボ・ジャンボラーメンなる危険そうなサービスも展開中の様子。

どうでもいいことですがこの店の名前は正確には「民宿 しをみ食堂」という「どっちだよ」的なものであるらしく、食事メニューの一番下には食事メニューと同じ調子で「●お泊り‥‥6500円  ●素泊り‥‥4500円」などと書いてあります。
宿泊すると朝食が付く他、夜は食堂のメニューから好きな物2品が付くそうです。カツカレー+唐揚げ定食とか食うのか?
と思ったけどご飯食べずに単品料理で晩酌する人向けですかね。2品。


 しをみ食堂

  所在:  茨城県行方市麻生575
  電話:  0299-72-0470
  営業:  11:00~15:00、17:00~21:00(月曜定休)





2014年9月3日(水)00:27 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理


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