トマトの空中栽培 |
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| 以前からベランダで何かしら栽培するのが恒例となってましたが、引っ越た部屋は南に面した窓はあるもののベランダが無く、現在ベランダ農園は閉店してまして。まあ栽培自体はほ廊下とか窓際でほそぼそと続けてたりはするんですが。 せっかくの南面が使えないのを恨めしく思いつつ強めの日照が欲しいプチトマトみたいなものは諦めてたんですが、やっぱりどうにか作れないかなぁとは考えてました。昔の偉い人も 人は土から離れては生きられないのよと言ってましたし。いや小娘だったかもしらん。なんか言ってました。
で、去年、何かを調べてるときにトマトの空中栽培というものが紹介されてるのを見かけまして。 これはなかなか良さそうです。足場が要らないので窓の物干しでもできそうですし、収穫量なんか普通のプランターよりむしろ良さそうにすら見えます。 「空中栽培 プランター」で検索すると2000円くらいで専用のプランターを販売してて思わず買いそうになったんですが、ちょっと冷静になってみるとこれ専用プランター必要なくね? と思いまして。「近年米国で流行している」ということなので適当に思いついた単語で検索してみたところ、「Upside Down Tmato」で検索すると専用プランターどころかアメリカ人が思いつく限りのその辺のありとあらゆるものを使って逆さトマト実践中。 イチゴとかもうこれ逆さなんだか横向きなんだかわかんねぇけどすげぇ。高効率スペース活用。 業務用洗剤か何かの容器と思しいポリバケツに針金ハンガーでプランターを作って、逆さにトマト植えたら上面が余ってるからそこに花植えとけくらいの勢い。見習うべきDIY根性です。たしかに上の面空けとくのはもったいないですね。何か植えないと。 ペットボトルを半分に切って作る案は材料調達がお手軽で工作も簡単そうです。しかしもうちょっと土が多くないと収穫が悪そう。
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| ということで去年は出遅れたので今年はさっそくチャレンジしてみることに。 手元になにか流用できそうな手頃な容器がないか見回してみましたが、流用どころか普通に以前プチトマトに使っていた大きめのプラ鉢がちょうどよさそうです。ダイソーで200円也。吊り紐を通す穴を開けようかと思ったんですがちょっと強度に不安があったため、同じくダイソーの200円商品で見かけた針金製プランター台を利用することに。これも新しく買ったわけではなく以前にたまたま買ってたもの。
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| まずは鉢の底のメッシュをニッパーでバチバチ切り落として苗が通るくらいの穴を開けまして。 アメリカ人のDIYを見てると底の穴はできるだけ小さくし、苗の土をほとんど落としちゃって小さい穴に無理矢理通してる人もいるんですがなんかそれは育ちが悪くなりそうで嫌。苗の表土をキッチンペーパーでカバーしつつ穴に割り箸を渡して抜け落ちないように引っかけておくことに。
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| 文章で書いても分かりにくいので図で。 だいたいこんな感じで伝わるでしょうか。
脳内で計画してるときはわりと余裕っぽかったんですが、実際にやってみるとこの作業、腕2本ではけっこう難しいです。腕が4本あるか真ん中に穴が開いた台とか同じ高さの箱二つとかあると作業が楽そう。
苗の根元を挟むように割り箸を渡して支え、上から適当に土を詰めただけです。 あとは植え替え後はしばらく水をしっかりやって。
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| ということでだいたいそれっぽくなったので針金の鉢スタンドを本来の使用法とは反対向きに付けてビニール紐を通し、S字フックで窓の外の物干しに吊しておきました。 作業完了から2週間ほど経ちまして、なんとなくトマトが自らの置かれた状況に納得してない感じの伸び方をしてる気がしますが元気ではあるようです。苗を買って来た時点で少し花が付いてたんですが青い実が付き始めてます。
上面の空きスペースにはバジルの苗でも植えておこうかと思ってたんですがそのまま忘れてて空いたままです。そのうち売れ残りの苗のたたき売りにでも遭遇したら買ってこようかと。
検索してみると一番多いのはトマトですが、それ以外にトウガラシやピーマンを育ててると思しい画像も出てきます。試せば色々応用できる野菜はありそうです。 上下2面使えるのでスペース効率も良いですし、うちみたいに菜園向きのスペースがない部屋や、すでに家庭菜園で足元スペースを使い切ってしまった方にお勧め。
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2015年7月7日(火)02:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理
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