おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


ツグミ消しゴムはんこ

ふと思いついてなんとなくツグミを簡略化して落書きしてみたところ、シンプルに仕上がってわりと気に入ったので久しぶりに消しゴムハンコ作成。

ツグミは冬になると飛来する渡り鳥で、警戒心が強いわりに人里近くを生活圏にしていてこの季節にはよく見かけます。エサを採るために地面をひょいひょいと歩き回ってることが多いのもよく目にする一因。
人の気配などを感じると胸を張ったような姿勢で斜め上を見上げる独特の警戒姿勢を取り、しばらくそのまま固まってます。
ちなみにこの時にカメラを取り出すとそのまま徒歩で逃げていきます。たまに低く飛んで逃げることもありますが、どちらの場合も数m向こうに逃げる程度でまた斜め上を見つめてじっとしてます。

この警戒姿勢がちょっと空を眺めてぼーっとしてるようにも見え、また、顔には眉毛を思わせる白いラインが入っていて擬人化しやすいため、ずんぐりした体型も相まってなんとなく愛嬌を感じる鳥です。



ということで思いついて即描いたラクガキを元に鉛筆で清書、さらにそれをハンコ用に太線にしたものを描き直してダイソーのハンコ用消しゴムに押しつけて転写。図案は例の警戒姿勢をイメージしてみました。消しゴムは以前に使ったやつの残りの切れっ端から。


転写したラインを極細ボールペンでなぞったあと消しゴム彫り。
切削はMayuge的には基本的にデザインナイフ一本でやるのが性に合ってるようです。もちろん場所や形によって使い易い道具なんかもありますが。
今回は目の丸いラインだけポンチを使用して残りはデザインナイフです。



休憩やよそ見を含めて1時間ほどで彫り行程終了。
とりあえず試し刷りを、と思ったらハンコとインク一式職場に持って行ってそのままでした。
まあシンプルなデザインだし修正必要な場所もなさそうですが。

しかしwebに公開されてる自作ハンコ眺めてると、作家さんの作品は線自体もさることながら余白部分の処理に迷いが無くて切断面が本当に綺麗ですよね。旋盤なの?
押される絵にはぜんぜん関係ない部分なんですけどプロっぽさを感じます。



ということで後日あらためて試し刷りをして台木も付けたので最初のラクガキから下描き、完成品までまとめて。
分かる人にはなんとなくツグミではないかと思ってもらえるような雰囲気になったんではないかと思います。

本来はハンコとしての使用を考えた図案ではなかったので、そっちについても近いうちに試してうまくいったら収録します。



2015年3月10日(火)00:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 工作 | 管理

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