おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


審判の日

我々不信心者がのうのうと日常を過ごしてる間に 伴天連ども 敬虔なクリスチャンの方々が滅亡しかけてたらしいですな。



言ってることが(色々な意味で)難しくてよく分かりませんが、審判の日が訪れて神に選ばれた善人が天国に引き上げられ、残された悪人は地上とともに滅びるということらしいです。

まあこの人に関してはどうやらいつものことみたいで、この件をキリスト教徒全体が信じてるように話されるのも迷惑な話だろうとはお察し致します。
とはいえ派手に広告を打ったり熱心な信者が街宣活動を行っているなど、向こうではそれなりに話題になってるらしく、うっかり仕事を辞めちゃってるような人もいる様子。有給消化しながら様子見るくらいにしときなさい。

で、この程度ならべつにMayugeの心の琴線に触れるほどのことはないのですが、本題はこちら。



つまり、自分が審判の日を前にして天国に召し上げられる選ばれた人になった場合、後に残されたペットを回収して世話を引き受けてくれるというサービスだそうで。お値段135ドル。
当選ハガキも来てないのに自分が選ばれるかもしれないと心配し、あまつさえ自分が神に選ばれてしまったあとに残されるペットの心配までするとは、善人具合がMayugeの想像力の範囲を軽く超えています。
今回は全世界から2億人が神に選ばれるということだったらしいので、おおざっぱに3%程度。自分は世の中の97%の人間より優れた善人に違いないと思えるというのはなかなかの自信ですよね。Mayugeはキリスト教はあまり詳しくないんですが、傲慢って7つの大罪に入ってませんでしたっけ?

まあ、あるかどうかも分からないけどペットのためなら念のためといって1万円以上払っておける人が善い人であることは確かだとは思いますが。
ていうかまるっきりもって実際にペットを世話する必要がある事態になるとは考えていないお値段設定ですけどね。
あと、こんな良心的なサービスを提供する会社のスタッフが全員神に召し上げられちゃったらどうするんだろうという疑問が真っ先に湧きますし。「弊社スタッフは社長以下全員が間違っても神に選ばれない程度の小悪党で構成されております」っていう会社が提供するサービスもちょっとイヤ。



なお、ペットの救出スタッフは全員が無神論者だと宣言しているので、地上に残ることは保証されている。

該当記事より抜粋


うむ、よう出来とる。

このへんは神を信じないことが罪になる宗教ならではですな。
一遍上人あたりだと無神論者スタッフまでまとめて救済しちゃうのである意味営業妨害。

金儲けのために終末論をでっち上げるような人間にはなりたくありませんが、いざという時には他人の尻馬に乗れる程度の才覚は持ち合わせたいと思う今日この頃。



2011年5月23日(月)18:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | 雑感(ニュース感想等) | 管理

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