おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


16日午前2部 浸食洞穴

泊海岸は写真でもわかる通り、岩礁で抱え込まれるような形になっています。
この内側は遠浅で波も非常に穏やかで遊ぶには良い場所なのはこの前書いた通り。
で、狭くなってる出口を出るとやや波が荒くなり、水深も深くなる代わりに魚の種類、大きさもちょっと増す感じでして、これはこれで魅力的ではあります。



さらに、出口を出てすぐ右手を見るとこのような風景が見えまして。
岩が浸食されてアーチ状の構造ができてます。
初日にこの風景は見てたんですが、夜、食事しながら話してる時に、このアーチの下に行けるという話を聞きまして。
ということでハコフグを捕獲したあとはこっちを見に行ってみました。


ええと、内側に比べて波が高いのもさることながら、海面とちょうど同じくらいの高さの岩が暗礁のように入り組んでる場所があって、途中けっこう怖いです。
しかもいきなり深くなってて向こう側暗いし。ただ、その辺からちょっと大きな魚とか内側では見かけなかった魚などもいます。流れが強くて写真撮ってる余裕ありませんでしたが。



ということでなんとか到着。穴のところまでよじ登ると正面に新島がぴったり収まってなかなかに絶景。
ちなみに穴の向こうは完全に外海なので波の荒さはこれまでの比ではありません。無理。
天井までは20mちょいくらいありそうです。遠目に見た印象よりかなり巨大。



あと、足下には2~3mくらいのポットホールとおぼしい穴があちこちに空いてました。岩の割れ目や窪みにはまった小石が流れや波で転がって、岩の表面が削られて丸い穴ができるってやつですね。
山の中の急流なんかで数十cmのは時々見かけますが、メートル単位のなんか初めて見たぞ。
ていうか中に入ってる石も数十cmから1mくらいのまであるし、小石ってレベルじゃねぇ。

とにかく全体的に桁外れでなかなか見応えがあります。泊海岸の内側だけでは刺激が足りないという方は是非。泳ぎが苦手という方はやめておいた方が無難だとは思いますが。
苦手といえば、ニケ's旦那がいつの間にか他の人に引っ張ってもらってここまで泳いできてました。旦那頑張った! ニケが引っ張ったときは逃亡したのに!
何気ないところで山賊の信用のなさが露呈してますか。


しかしウェットスーツ着てると、こういう少々怖げな場所に行っても少なくとも沈む心配はないですし、イヤな感じに岩が入り組んでる場所でも波でぶつかって怪我する心配も少なくていいですね。

それはそうと帰りが波の方向と逆行しないといけなくて、泳いでも泳いでも全然進まないんですが。帰れねぇ。
あと、山賊が銛にゴムバンドをセットしたまま持ち歩いてるせいで怖くて迂闊に近くが泳げない。



2007年9月21日(金)00:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 放浪(旅行・御朱印) | 管理

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