おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


2014年8月7日を表示

水漬けパスタ

しばらく前、なにやら実家から唐突に食料品が送られてきまして。
イカナゴを釘煮にしたのでお裾分けということらしく、タッパーで入ってました。で、ついでに果物など若干、漬け物、そしてなぜか焼き鮭2枚(調理済み)。
焼き鮭はさすがに日持ちしなさそうだし早めに消費すべく1枚は翌日、白米に味噌汁で釘煮、漬け物とともに。
で、2日連続で同じメニューというのも芸がないのですでに焼かれた鮭の利用法が何かないか考えてなんとなく浮かんだのが鮭のペペロンチーノ。聞いたこともましてや食べたこともない料理ですが、検索してみたらそれっぽいレシピも実在するようなのでチャレンジしてみようかと思ったとき、そういえばなんか水漬けパスタとかいう調理法をしばらく前に目にしたのを思い出しまして。
Mayugeが見たのはたぶんねとらぼの記事で、この妙な調理法の元ネタは例によって志の輔とのこと。

要するに乾麺のパスタをあらかじめ水に漬けて柔らかくしてから調理することでモチっとした生パスタのような食感に仕上がるという小技。
後出しならなんとでも言えますが、以前からなんとなく乾麺にあらかじめ水を吸わせておけば生麺みたいな食感ならないかなとは思ってたので、それがいけるらしいと知ってそのうちやってみようと思ってました。

紹介記事では100円ショップのパスタ調理用タッパーが使われてますがうちには無いため、何かパスタが漬けられそうな長さのある容器を考えた結果、麦茶とかのガラスポットに。
漬け置きは2時間くらいでいいとのことでしたが前日の夜に水に漬け、そのまま使うまで冷蔵庫に入れっぱなしにいておきました。
出してみると写真のように水を吸って柔らかくなり、容器の下の方で綺麗に螺旋状になってます。



ゆで時間は沸騰したお湯に投入して1分でよいとのこと。
ていうか雪平鍋程度だと水に浸かってたパスタを入れると沸騰が収まってしまい、これが再び沸騰し始める頃にはそろそろ1分が経過しようかという微妙なタイミング。ちょっと不安だったので適当に様子を見ながら少し長めに茹でました。やっぱパスタ鍋は大きめにしておくべきですな。



オリーブオイルをフライパンにひいてスライスしたニンニクを炒めたあと、適当に刻んだブナシメジ、タマネギ、ピーマン、ほぐした焼き鮭を投入して軽く火を通し、さらにちょっとバターを足してから茹で上がったパスタ投入。


塩胡椒で味を調えたあと盛りつけて上に刻んだパセリを振ったら完成。
食べたこともないものを適当に作ってみた割りにはそこはかとなくそれらしくなったような気がします。

水漬けパスタの効果については、乾麺とは明らかに別物かというとそれはちょっと誇大ではという気もしますが、弾力があって食感の良い仕上がりにはなってると思います。しかしそれ以上に、本来なら茹で時間8分のパスタが1分ちょっとでまったく問題なく仕上がってるのがけっこう大きいです。
水に漬けたまま冷蔵しておけば2、3日は保存可能ということですし、前日辺りにあらかじめ用意しておけば調理時間をかなり短縮できます。
印象としては水に漬けること自体によって食感が激変するというか、茹で時間が少なくて済むので生地がだれてくる前に茹で上がるってことなんじゃないかという気がします。短時間だから忘れて茹ですぎてしまう失敗も少なそうですし。

普通に便利な調理法だったので今後も生活に取り入れていこうかと思います。



2014年8月7日(木)01:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 食糧(レシピ・栽培) | 管理


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