おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


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げふ会2010 冬の陣 in 越後湯沢 第2部

第1部の続き

外はいつの間にやら雪がけっこう本降りになってましていかにも雪国風味。さらに山道に差し掛かると道の両脇は2mほどの雪壁になってます。
雪にテンションが上がる一行の中、ただ一人苑香さんだけが自宅周辺と変わらない風景に若干うんざり気味。


さて、山をぐんぐん登って宿に到着。途中で気が付いたんですが、Mayugeは大学時代のサークルの夏合宿で今回の宿から数百mくらいのところに来たことがあったようです。たしかその辺の沢に降りてトリカブトが自生してるのを見付けたら、そんな物を見分けられることに不信感を抱かれた黒歴史が。トリカブトの一つも見分けられずして何の農学部生か! 実物は初見だったんですがね。その時で。



宿で設備の説明を受けた後、各自部屋に荷物を置いて宴会部屋(予定地)に集合。
何をするでもなくゆったりダラダラ。温泉宿って感じですな。なんか向こうの方で携帯見せ合ってると思ったらペット自慢大会とか始まってるんですが。そして隣部屋は例によってゲーム会場設置中の様子。
Guuさんが柴田亜美クローンな絵柄を全ページクローンして作ったような謎なROマンガを持ち込んでます。


そういえばカラオケ設備アリという記述を見た気がするんですが、さっきエントランス正面のロビーにあったカラオケ機がそうでしょうか。
他の宿泊客もバンバン通るロビー脇でオープンカラオケとかどんな羞恥プレイ。
あれあれ?いいんですか?歌いますよ。サンホラとか。という猛者も現れず、とりあえずカラオケプランはお流れに。部屋で飲むです。

食事の前に温泉に行ってこようということになったので、部屋からタオルや浴衣を持ってきて準備。そのまままたしばらく宴会部屋でダベってるうち、着替えを忘れたのに気付いてもう一度部屋に戻ってみたら施錠中。
あ、荷物出したから鍵持って行っていいって言っちゃったんだった。

ということでみんなを温泉に見送ってMayugeは一人で第一陣が部屋の鍵持って戻ってくるまで待機の刑。
結局ほぼ全員と入れ替わりに一人で温泉に行くはめになりましたが、おかげで露天風呂貸し切り状態。まあこれはこれで。
露天風呂は山の斜面から目の前まで押し寄せた雪の壁がなかなか見事で、さらに熱めのお湯に冷風と上から舞い落ちてくる雪が心地良いです。雪の中の露天風呂って初めてだったんですが、なかなか良いですな。



夕食の目玉は鍋バイキング。寄せ鍋、すき焼き、キムチ鍋、豆乳鍋など各種の鍋物のスープがあり、真ん中に仕切りのある鉄鍋が用意されていて、各テーブルで2種類の鍋を楽しむことができる親切設計。
Mayugeが着いたテーブルはすき焼きと豆乳鍋に。

あー、通路の向かいのテーブルに座った学生っぽい集団がとにかくうるさい。プールサイドに放流された小学生みたいだ。
まあ自分らの学生時代も端から見たらあんなもんかもなぁとか思いつつ。

豆乳鍋って名前は聞いたことあるけど初めてなんですよね。これはいったい何を入れるのが正しいんだろうか。
よく分からないので適当に片っ端から放り込みました。豆乳にあらかじめ出汁味が付いていて、わりと何を入れてもクリーミーで美味しい感じの万能鍋。

そしてもう一方のすき焼きですが、場所柄と鍋形状の都合上、割下で煮込むタイプの関東風すき焼きが用意されています。しかしこの鍋の周囲にMayuge、琥珀さんの関西勢が座ったため、東西のすき焼き文化の違いが衝突するという定番のベタネタ勃発。

 「ちょ! すき焼きに麩はないだろう!」
 「このメニューですき焼き以外のどれに麩入れる気ですか!」
 「ところでこの白身魚って何用?」
 「さー? あったから持ってきただけ。向こうの方に置いておいてみれば?」
 「しらたきは肉が固くなるから後から入れるんじゃなかったっけ?」←関西風すき焼きの場合


 教訓: 関東風すき焼きに麩を投入すると割下を吸い込んでちょっとすごい。

豆乳鍋を食べ終わる頃、そのまま加熱してたら表面に湯葉っぽいものができてまして。試しに取って食べてみたら良いダシが染み込んで非常に美味しかったのが印象的。軽く湯葉争奪戦に。



そして部屋に戻ったら飲みとゲーム。

今回、持ち込み酒の筆頭であるユイナさんが不参加とはいえ、なんだかんだとまたみんな持ち込んでます。ていうかどれが誰の持ち込みだったか忘れたんですが。

上の写真、左の赤いラベルは三女神之酒(ひめのさけ)。広島げふ会のときに宮島の酒専門店から苑香さんに送り込まれた1年熟成の品。
その横はアザカさんが持ち込んだ麒麟山大吟醸「紅葉」長期熟成。なんか瓶に変わった表面加工のがしてあります。
さらに蓬莱泉純米大吟醸 春のことぶれと、同じく蓬莱泉の純米吟醸生原酒 立春朝搾り。名前の通り立春の一日だけの限定品。この二つはグランさんの持ち込み。
間に挟まれてるひめぜんはMayugeの持ち込みでやたらと甘い日本酒。甘口のワインかシャンパンみたいな口当たりの酒なので、普段飲みに参加してない人でも飲みやすいんじゃないかと思って持ち込んでみたんですが、普段飲みに参加しない人はそもそもゲーム部屋に入り浸ってこっちに来ない罠。本格酒飲み連には「甘すぎる」と不評だったため、甘い飲み物もいける苑香さんとMayugeがおおむね消費しました。

下段はグランさんの自分用甕酒。
グランさんが新潟に行くならぜひ甕酒を入手したいとかで、アザカさんにあらかじめ頼んでおいたらしく、合流したときになにやら怪しげな箱を受け取ってました。まあ結果的には同じものは駅周辺でも入手可能だったんですが、とにかく甕を入手してご満悦。在庫の都合で当初の指定とは違うものになってしまったようですが。
とりあえず姿を確認するために宿で箱を開けてたところを絵的に面白いから撮影。
甕の中に密閉パックされた酒が入ってます。

「いやこれ持って帰る用だから。ここで飲むんじゃないから。」とか言ってたのに、深夜になって持ち込みの酒を飲み干した頃には「飲み物足りねぇな。甕酒開けるか」とか言い始めてます。
結局、「せっかくだから味見程度に開けてみよう」と言いだして開封。にごり酒ですな。
にごり酒に対する勝手なイメージでなんとなく甘めの酒を想像して口を付けたところ、さすがの新潟、容赦なく辛口。今回の持ち込み酒の中でもダントツの辛口だったんじゃないでしょうか。



今回のつまみおよびお土産群。
ひつまぶしの里は前回の白浜でどこかに忘れてきたやつの愛知勢によるリベンジ。
結局ご飯の調達がままならなかったので中袋を各自に配布してお持ち帰り。非常に美味しかったです。
みそたまも見れば分かりますが愛知産。グランさんお勧めらしく、濃い味の染みた煮卵でこれまたなかなか良いおつまみ。
あと北海道の定番、ロイズのポテトチップチョコ、福知山産の恒例、笑鬼もなか、一部で有名らしい茨城の名産妹ほっかりといったところ。あとつまみとしてかわはぎが出てきてましたが宿の売店で買った物だったかもしらん。

そんなこんなで2時くらいに解散。
第3部へ続く


げふ会2010 冬の陣 in 越後湯沢 第1部
げふ会2010 冬の陣 in 越後湯沢 第2部
げふ会2010 冬の陣 in 越後湯沢 第3部



2010年6月4日(金)02:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | RO関連(OFF等) | 管理

げふ会2010 冬の陣 in 越後湯沢 第1部

2月20、21両日は恒例のげふ会2010 冬の陣でした。
去年の夏の陣に参戦しそびれたアザカさんの発案で今回の会場は越後湯沢。

アザカさんは2009年の夏の陣に向けてあらかじめ休暇の手配をしようとしてたらしいんですが、アザカさんと同時には休めない同僚が同じ日に休暇を取ろうとしたため、同僚の家族サービスのために身を引いたとのこと。

ということで白浜オフ開催前から「次は新潟スキー温泉宿ツアーだ!」と腹いせ開催予約宣言。道具屋横恒例の言ったもん勝ちルールによってなんとなくそのまま確定したもよう。「新潟なら美味しい酒がありそうだなー」という空気が自然に流れたのも決定要因かもしれません。

すでに解決したからいいんですが、Mayugeは年度末にむけて仕事がバタバタしてる時期で、しかも某試験の2週間前ということで、当初参加にはわりと消極的で、とりあえず返答を保留してました。しかし直前あたりになってみると仕事上の役割分担の妙でちょうどその辺りに余裕ができたためやっぱり参加に。
いちおう2週間後の試験に向けて参考書など荷物に忍ばせていったんですが、結局一回たりとも開きませんでした。予想通り。


参加者はアザカさん、Guuさん、式さん、グランさん、顕上さん、ツインさん、琥珀さん、蘭さん、苑香さん、Mayugeの10人。
今回は具弟こと式さんがげふ会初参加となります。


会場は御宿 本陣本館。苗場プリンスホテルにもほど近い、スキーには絶好の立地と思われる辺り。Mayuge的にはスキーやる気はさらさら無いんですが、苑香さんはじめ何人かはレンタルでも利用してスキー三昧もいいかなぁという心づもりのようで。

移動は主に新幹線で、関西組から時間を合わせて順次合流しつつ進軍し、最終的に越後湯沢駅で空路の苑香さんを回収したアザカさんと集結するというプラン。そこから宿までは旅館の送迎バスが定期的に出てるもよう。

Mayugeは東京駅で関西・愛知組と合流し、そこからは上越新幹線。そういえばこっち向きの新幹線使うのは初めてだ。



昼頃に無事合流を果たし、乗り換え時間がそれほど無いので車内で済ませるべくみんなで駅弁コーナー巡り。さすが東京駅、全国各地の弁当が勢揃いしています。
米沢の「牛肉どまん中」はグランさんのイチオシ。
なかなか良さそうだけど、まずは一回り他の候補も見てみよう‥‥と思ったら一瞬目を離した隙にごっそり在庫が無くなってるんですが。
ていうか蘭さんと琥珀さんが手に持ってますが。

牛肉どまん中を封じられたMayugeは石狩鮨三昧に。



グランさんはどまん中を他の人々に譲って炙りトロ丼的な弁当。名前チェックしてなかった。
あと式さんはカツ盛り合わせ弁当的なものを。



みち子て誰。

Guuさんはみち子に捕まって煮穴子のお寿司。
ググってみたら最近幅利かせてるらしいですな、みち子。

プラスαとしてちょっと魅力的に見えた牛タン麦ご飯のおにぎりをうっかり買っちゃってる人がやたらといます。いやMayugeもですが。
焼きの香りが香ばしい牛タンが美味。

できれば二階席で景色を楽しみたかったところですが、ぱらぱらと客がいてこの集団でまとまって座れそうな場所が取れないため、あきらめて一階で席を確保しました。
そして発車するや否や昼食開始。まあ電車でワイワイと駅弁というのもなんとなくノスタルジックな風情がありますな。

そして食べ終わった頃、大宮から顕上さんとツインさんが合流。これで新幹線移動組は無事に全員合流しました。
まああとは雑談などしつつゆったりと。やっぱ一階席だと景色はいまいち見えないなぁ。

グランさんは車窓から雪山を眺めつつ雪見ビールを敢行すべくビールをスタンバイ。新潟が近くなってきたら雪山の一つも遠目に見えてくるだろうと踏んでたんですが、進めど進めど山は冬枯れっぱなしで一向に白くなる気配が無く。トンネルに入るたびに「このトンネルを抜けるときっと一面の銀世界に!」 とか言いつつ毎回裏切られてるうちに到着予定時刻が着々と迫ってますよ。
結局「そろそろ開封しないと到着までにゆったりとビールが飲めない」というビール消費ペースリミットが近付いてきたため、やむなく茶色い景色を前にしてビール開封。新幹線はほどなくまたトンネルに入り、トンネルを抜けたらそのまま屋根付きの駅舎に入ってしまい、「窓から一面の雪景色を眺めつつ雪見ビール」という絵は実現できないままに終わりました。
あ、けどトンネルのこっち側は期待を裏切らない雪だらけですね。ちょっと遅い。

アザカさんと空路の苑香さんは合流してすでに到着し、利き酒コーナーを堪能してきたところとのこと。すでに苑香さんがほろ酔いっぽい顔色。旅館の送迎バスが来るまでにはまだ20分ほどあるようなのでその間に我々も遅れじとコーナーへ。
Guuさん、式さんあたりの飲まない面々はアザカさん、苑香さんとともに送迎バス到着予定地あたりで待機。



こちらには日本酒サーバーが壁一面にずらりと並んでいて、500円でコイン4枚を購入し、このコインで好きな酒を試飲できるというシステム。 「宿行かないでずっとここでもべつにいいんだけど。」とか言ってる人がいます。
あと、酒のアテとして各地から厳選した酒に合う塩50種類以上がずらっと並んでたり、味噌とか漬け物が置いてあったりと全体的に通好みそうな作り。もちろん水のサーバーもあります。

一部の方々に於かれましては、わりとこの地を主目的地の一つとカウントしてる節もあり、グランさんとか試すべき酒をあらかじめチェック済み。あちこちから「湊屋藤助うめぇ!」「越の梅酒うめぇ!」といった声が挙がっております。
できるだけ多くの種類を試すべく、二人で組んで交換しつつ気になる酒をチェックして回ってる人が誰かいた気がする。

そうこうするうちに待機組から「バス来たからさっさと戻ってこい」というメール。おや、もうそんな時間。


第2部へ続く


げふ会2010 冬の陣 in 越後湯沢 第1部
げふ会2010 冬の陣 in 越後湯沢 第2部
げふ会2010 冬の陣 in 越後湯沢 第3部



2010年6月4日(金)02:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | RO関連(OFF等) | 管理


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