おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


2006年7月を表示

まねきねこ

ゴールデンウィークに装甲列車の焼き物を見て衝撃を受けた田崎太郎氏個展をやってるということで、買い物に出かけたついでに見に行ってきました。ちなみに買い物はプリンタ。
とりあえずギャラリーを探して谷中の街の中をウロウロ。下町って感じの街ですな。なんかむやみに猫関連の物がある気がしますが、谷中ってなにか猫に関係してましたっけ? どうも何か化け猫関連の話に谷中が関わってたよな気がしたんですが思い出せません。
なんかやたらと寺と墓地が多かったんですが、ある寺の門から、墓石か石碑に威嚇してる猫の顔が刻んであるのが一瞬見えました。さすがに写真は撮りませんでしたが、何だったのか気になるところ。



ということでなんとかギャラリー発見。この階段の上。わかりにくいです。
びっしりの蔦と看板のカブトガニがあいまってなかなか良い感じ。しかしもう少しわかりやすくならんもんですかね。たどり着いた後も入り口をしばらく探してました。
普通の住宅っぽい建物の居間に展示してる感じですかね。展示は猫ばっかやってるんでしょうか。



現在は部屋中が例の妙に人間っぽい顔の猫の焼き物に。田崎さんご本人が応対されてまして、許可をもらって少し写真を撮らせてもらいました。
あいかわらずなんか味のある猫の集団が。
とりあえず猫専門ののギャラリーということで猫をモチーフにした作品だけに限定したそうで、この人のもう一方の味であるメカ風味は抑え気味。写真下側の一番手前にいるサイボーグ猫がギリギリの妥協点らしいです。



例のイセッタ招きも車部分を分離して猫だけ展示されてました。
そのかわり猫1200%増し。展示室入っていきなりがこの群衆なので妙な存在感が。
即売もしてるようだったので思わず一匹買って帰りました。お持ち帰りしたのが冒頭の写真のやつ。福を連れてきますように。



ということで今回のMayugeイチオシ。世界猫遺産。
なんだかよくわかりません。だがそれがいい。

今度、益子の方で常設展もするようになるとのこと。機会があればそちらも行ってみたいです。


しかし、プリンタ複合機って家で見るとデカいね…。



2006年7月8日(土)23:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

ダチョウ王国

ということで今日はニケ主催のダチョウ王国ツアーに行ってきました。参加者はニケ周辺の選りすぐりの物好き4人。待て、私もか。
このダチョウ王国、なにやらニケの心にヒットしてるらしく、ニケは今回で3回目の訪問だそうです。前回の訪問時は10人以上の参加者があったそうで。お前の周りは物好きが多すぎる。
ということで中間点で合流し、王国に。ちょうど昼前くらいに到着。なにはなくともバーベキュー。



食材。ダチョウモモ肉、ダチョウヒレ肉、ダチョウ砂肝、ダチョウホルモン、ダチョウのミノ、ダチョウのチョリソソーセージ、野菜、そしてダチョウ卵。せっかくなので電話と並べて大きさ比較。
Mayuge的には今回のダチョウツアーの参加目的はこの卵でして。というか卵の殻。
Mayugeは以前に骨董市だったかフリーマーケットだかリサイクルショップだかで購入したダチョウのタマゴの殻を持ってたんですが、地震で割れまして。ということで2代目ダチョウの卵殻を手に入れるべく。
しかもできればきれいな状態で、穴を開けるのではなくカポッと蓋が取れるように開けたいなぁと。そのためにはやはり生のタマゴを手に入れて、自分で納得のいく方法で割るしかないなぁと考えていたんですよ。そんなわけで今回参加し、タマゴの殻を切断にチャレンジしてみようと。

さて、注文した食材をおばちゃんがテーブルに持ってきて、調理を開始しようかと思ったところでおばちゃんがおもむろにタマゴと一緒にタガネを持ち出す。
そして定番と思われるタマゴの割り方講座を流暢に喋りながらタガネでタマゴのてっぺんに穴を開けてみせようと実演を始める。

何さらすんじゃババァ!

いや、それ自分でやるから。いいからその手を止めろ。あとその武器を足下に置いてうつぶせに伏せろ。手は頭の後ろに組め。
なんか殻が欲しいから自分でやりたいようにやらせろと言ってもなかなか通じないし。穴あけたくないって言ってるんだ。なんでどう説明しても頭頂部に穴を開けるのをやめようとしないんだ。

「いや、こうこのへん(真ん中のちょっと上)くらいで切って入れ物みたいにしたいんですよ」

「ああ、じゃあこうてっぺんに穴を開けてそこから周りを割っていって…」

だからなんで頭頂部に穴を開けるとこは譲らないんだ。貴様、さてはカッパのまわし者か。それじゃ蓋が残らないだろうが。いいからおとなしくタマゴをこっちによこせ。



ということでなんとかおばちゃんから卵を取り返してヤキニク開始。ダチョウ肉は外見は赤身で牛肉っぽいです。モモ肉は薄切りにしてあって、刺身でもいけるそうで。脂身が少なくてあっさりしていてクセもあまりないです。個人的には鹿肉に近いと思ったんですが、ニケの記憶にある鹿肉はもっとクセがあったとのこと。古かったんじゃないか、それ。まあモモ肉、ヒレ肉は脂身が全然ない赤身で、鳥よりもほ乳類っぽいです。しっかり火を通してしまうと肉がすぐ固くなるので、かなりレア気味な焼き加減で食べる方がお奨め。砂肝は逆に鶏より白っぽく、歯ごたえがあるけど固くなりすぎずいい感じでした。どちらかというと牛ハツのような感じ。チョリソが一番予想外というか、普通の焼き肉用の肉が全体的にあっさり風味だったのに対し、けっこう匂いがあってクセが強めでした。肉質もけっこう固かった気がします。焼き肉が牛肉か鹿肉っぽい印象だったのに比較すると、こっちはマトンっぽいイメージ。
実際にどうなのかは知りませんが、Mayuge舌による分析ではソーセージには年をとったダチョウの肉を使ってるんじゃないかという気がします。

そしてバーべーキューをおおむね食べ終わったらMayugeは一抜けしてタマゴ切断作業開始。エモノはこのためにわざわざ買ってきた目立てヤスリ。まずはビニールテープを切断したい辺りに一周貼り付け、あとはそれに沿ってヤスリでゴリゴリと。だいたい溝を付け終わったらあとは目の細かいのこぎりでまたゴリゴリ。

15~20分くらい黙々とタマゴを削り続けて、なんとか無事におおむね期待通りに殻を切断することができました。ちょっと欠けたけどよしとしておきます。
ボウルに出してみた卵。見た目は普通の鶏の卵と変わりないですな。巨大なだけで。
タマゴはせっかくなので目玉焼きにしようかと思ったんですが、おばちゃんの談によると目玉焼きはイマイチ美味しくないそうで、厚焼き卵にするのがお奨めとのこと。売ってる人間が美味しくないと言うんだから目玉焼きはかなりイマイチであることが推測されます。ということで今度はアドバイスに素直に従って厚焼き卵に。
で、卵焼き作製は他の人に任せてMayugeは入手した殻をさっそく洗いに水道に。

ところで、みなさんに大事なお知らせがあります。





破片が足りません。


それもけっこうな大きさのが。



ええと、つまり、足りない分の殻はこの中に?


ちなみにダチョウの卵焼きは伊達巻きみたいとかよく言われるようですが、確かに鶏卵より少しだけ濃厚な感じで、フワフワ感が強く、伊達巻きっぽかったです。
味付けがかなり薄かったのはダチョウの責任ではない。多分。



2006年7月1日(土)23:52 | トラックバック(0) | コメント(2) | 徒然(日記) | 管理


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