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いきあたりばったりに。 日常とか
 


2014年12月29日を表示

鹿島臨海工業地帯 夜景撮影2回目 後編

さて、砂山公園をひと巡りしたあと、折りたたみ自転車を出してきて近辺をウロウロと。
季節的にさすがにちょっと寒いですが、やっぱり自転車だと気になる景色があったら気兼ねなくすぐ止まれるし便利です。
写真は前半の冒頭と同じく鹿島石油のプラント。今度は至近から。
正確な場所は忘れましたが前回撮ったときとだいたい同じ辺りだったと思います。



あと工場を撮っててふと横を見たらカーブミラーに光点が映ってちょっと面白かったのでついでにこれも。センスがあればこういうのをなんか芸術っぽく仕上げられるんでしょうけど。
あとミラーって意外と風でゆらゆら揺れてるんですね。長時間露光しようとすると風にあおられて台無しになったりします。



前回撮ってたねじり飴みたいな煙突の火力発電所の前を通過するとその先は海で突き当たり。前回はマップを見て「これ以上進んでも海で終わりか」と思ってここまで行かずに引き返したんですが、あとからストリートビューで確認してみたところ突き当たり右側は立ち入り禁止ですが左折はまだ道が続いてそうな気配。ということで今回はそっちの方にも行ってみました。
火力発電所の冷却水排水口をまたいでるらしい橋を越えてそのまま直進すると、行き止まりになるのが鹿島港の中央航路のちょうど入り口の辺り。この辺りは釣りポイントらしく、けっこう人で賑わっています。
写真はこの辺りから橋越しに火力発電所の大煙突。



そのまま航路沿いにぐるっと港をまわってこれないかと思ったんですが途中で舗装が無くなった辺りから関係者以外立ち入り禁止の表示があり、回り込むことはできないもよう。そのまま引き返して火力発電所の周りをぐるーっとコの字に回って立ち入り禁止区域の反対側まで。
その途中で見えたのが写真の砂山。前回からえらく光って見える砂だなーと思ってたんですが、どうやら砂ではなく工業塩の山らしいです。今まで夜に黄色いライトで照らされてるところしか見てなかったのでぜんぜん気付きませんでしたが、昼間の写真を見ると真っ白の山らしく。



で、そのまままた埠頭の方まで回り込んでみたんですが、この辺りから風がけっこう強くなってきてまともに写真が写りませんで。
普通にしてる分には「風あるなー」程度なんですが長時間露光すると撮れた写真がぶれてるんですよね。以前、出入りの業者さんがカメラマニアなのが判明し、ミジンコマニア上司がこの人を捕まえて三脚について延々と語り合ってるのを聞き流してたんですが、その時の内容をこんなところで実感。良い三脚は重くてしっかりしててぶれないと。あ、私は軽いのでいいです。コンデジで遊んでるだけですんで。
なるほどなーと思いつつ風が収まる気配もないし寒いので撤収。

撤収途中にふと上を見たら満月が道ばたにあったクレーンのちょうど真上にかかってるのに気付きまして。引き上げ始めた途端になぜか風が止んできててわりと撮れそうだったので最後に撮影。現場で見て「おおっ」と思ったほどにはたいした写真にならなかった気がしますが気にしない。

今回はこの前回りそびれた場所をちょっと見てくるだけくらいのつもりでいたんですが、気付いたら11時を過ぎてまして、結局5時間くらい近辺をウロウロしてたもよう。


鹿島臨海工業地帯 夜景撮影1回目('14年7月)
 前編
 中編
 後編

鹿島臨海工業地帯 夜景撮影2回目('14年12月)
 前編
 後編(この記事)

鹿島臨海工業地帯 夜景撮影3回目('15年5月)



2014年12月29日(月)02:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

鹿島臨海工業地帯 夜景撮影2回目 前編

夏頃に急に思い立って行ってきた鹿島臨海工業地帯の工場夜景写真撮影ですが、先日魚買い出しとアブラボウズ食べに銚子まで出掛けたついでにもう一回チャレンジしてこようかと再訪。
今度は夕方までに現地に着き、明るいうちに撮影に適してそうな場所を下見しておくつもりでいたんですが、魚探し回ったり面白げな景色に気を取られたりしてるうちに日が暮れまして。結局また暗くなってから行き当たりばったりに撮影ポイント探し。
写真は前回と同じく直線道路の彼方に光る鹿島石油。前回よりだいぶ明るく、現地で見たときの印象に近い雰囲気に撮れました。



そしてまずはこの周辺でもお薦め撮影スポットしてたいてい名前が挙がっています砂山公園へ。
前回来たときは時間が遅かったせいか駐車場を含めてあらゆる電灯が消灯済みでして、そもそも公園の全体像を知らないためどこまでが公園でどこから入ってはいけない敷地なのかよくわかりませんで。しかもロケーションは「真っ暗の駐車場・真っ暗の公衆トイレ・駐車場の奥の方には中に人の気配のする車×数台」という、不気味っていうかむしろここに長居すると犯罪に巻き込まれるか自身が犯罪者と勘違いされるかしそうな微妙なライン。ということで不穏な空気を察知して早々に退散しました。
で、帰ってきてから改めて調べて、Mayugeが公園の敷地なのかどうか判断しあぐねて入らなかった草むらから奥に続く丘にかけて撮影ポイントがあったと判明。今回はそっちを探索してみようかと。
今回はそれほど遅い時間でもなく、街灯もまだ灯ってますし何よりも満月で非常に明るく、街灯の無い場所でも影になってなければだいたい見通せる感じ。前回は真っ暗で先がどうなってるのか分からなかった草むらもわりと平坦で開けた地形と分かりますし、その向こうに工場らしき建物がチラ見えしています。ということでまずはそっちに向けて膝丈くらいの枯れ草の中をずんずん進行。
草むらは工場の敷地より一段高くなっていて、敷地の間際まで行くとよい感じに工場が見渡せます。巨大な煙突やフレアスタックの炎も視界に収まって確かにかなりの好立地。
ということで草むらからあちこちカットを変えつつしばらく撮影してました。そのうちもうちょっと左の方撮れないかなーと思いつつだんだん草むらの端に寄っていくと、誰かが丘の斜面を上っていったらしい獣道めいた跡を見つけまして。これはつまりこの先に撮影に適した場所があるということだろうと三脚を担いで草むらと灌木の間をかき分け斜面登り。案の定草木が無くて平らに均された空き地に辿り着きました。ということで先人の努力の成果をありがたく拝借してまた撮影。
写真の中でひときわ大きく写ってるオレンジ色の光が電灯ではなくフレアスタック。



で、そのフレアスタックがなんとか炎っぽく写らないかということで試行錯誤した結果。
ISO上げてシャッター速度とか調節してたんですが、結局撮影側の小細工よりも撮った瞬間に炎がたまたまどう動くかという運要素の方が出来映えへの影響が大きい印象。
最初のうちはちょっとずつ設定を変えて色々試してたんですが、途中からは何も考えずにひたすら連写してあとから適当に形のいいのを選びました。



さて、この場所での撮影も気が済んで、戻るかもうちょっと先さの斜面も見てみようかと考えてたところ藪越しに整備された遊歩道っぽいものが見えてるのに気付きまして、藪を漕いでそっちの方へ脱出。さっきの獣道をもう一回戻るより楽そうですし。
まあせっかくだからこの遊歩道の先がどうなってるのかも見てみるかとそのまま進んでみたところ、行き止まり部分に何やら「皆様ここで撮影して下さい」と言わんばかかりに整備されたテラスが。そして三脚を設置してる先客が。

こんな場所があるとかどこにも書いてなかったぞオイとか思ったんですが、どうも整地の新しげな感じからするとわりと最近の工事の気配。検索したら今年になってこの公園を避難場所として整備してるようなので、その一環で作られたのかもしれません。草むらの斜面をよじ登る必要もなく、柵の外の灌木もきっちり伐採されていて非常に良い撮影場所でした。



さらにテラスから反対側に遊歩道を進んだところで視界が大きく開けた階段があり、そこから正面に蒸留塔の群れが。前回煙突かと思ってたのと同じ構造物を別角度から見てる感じになります。
前回のポイントに比べるとやや離れてますが、付近で唯一の高台になってるので非常に良い眺めです。塔だけでなく足元にある明るい構造物群がひとまとめに見えるので派手さが増して良い感じ。

後半に続く。


鹿島臨海工業地帯 夜景撮影1回目('14年7月)
 前編
 中編
 後編

鹿島臨海工業地帯 夜景撮影2回目('14年12月)
 前編(この記事)
 後編

鹿島臨海工業地帯 夜景撮影3回目('15年5月)



2014年12月29日(月)02:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理


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