おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


2013年4月16日を表示

2012 笠間陶炎祭

先ほどに引き続き2012年の笠間 陶炎祭の様子を今さら収録。

ということで陶炎祭の日程を間違えたため、一日休んで出直し陶器市。
4/30に改めて笠間の陶炎祭を見に行ってきました。

まずは毎回チェックに来てる大崎透氏の陶の動物園。
職場の後輩(スズメマニア)に以前の氏の作品の写真を見せたところ、スズメを買ってきて欲しいと頼まれまして。ミジンコマニアだのスズメマニアだの色々いる職場だな。
人気あるから出遅れると作品がかなり減ってたりするため、早めに物色しておくことに。

例によってずらっと並んでひなたぼっこしてるスズメから器量の良いのを吟味してまずは頼まれものミッション完了。
スズメはMayugeも以前から気に入ってて贈答用に買ったりしてたんですが、この機会に自分用も1羽購入。
ついでにちょっとお話ししたところ、11年の陶炎祭に不参加だったのは地震被害ではなく体調不良とのこと。

下段写真の円陣組んでるネコの配置がなんかかわいかったんですが、会場一回りしてまた見てみたら案の定だいぶ減って円陣が崩れてました。



ギリシャやローマの遺跡っぽい作品は佐野有子さん。
石造りっぽい作風が非常に好みで、特に大きめの作品の雰囲気がすごく良いんですが大型のものになるとお値段もわりと。わりと。
サイトの方にもいくつか掲載されてますが、間接光を使ったルームライトなどの写真が非常に美しいです。



なんか歪だけど妙に味があるカップがあるなぁと思ってCRAFT BORO×BOROさんのブースに入ってみたところ、カップ以外の色々が何ともいえず人を不安にさせる芸風。とっさに浮かんだfreakyという形容詞がこの上なくしっくりきます。
後日、職場に行くとMayugeの隣の席に座ってる秘書さんがどうもここの作品じゃないかって雰囲気のカップでお茶飲んでてMayugeの平穏な日常を掻き乱し気味。



Mayugeの経験上、こういう奴の正面に立つと極太レーザーで撃たれます。
ステージ前半の中ボスクラスでしょうか。

中段、浮遊狐。
こういう狐面ってなんか惹かれるものがあるんですがちょっと使用方法が違う気が。
手元の資料で作者を確認できないんですが、十中八九以前に見かけた謎の飛行物体の作者の仕業とみて間違いないと思います。
この人のブースは相変わらずの異空間っぷり。

さらに下段もなんというかどう分類していいのか悩む作品。
妙な味と魅力があるんですが寝苦しい夜の夢のような何とも言えない不安感を醸し出してます。今敏の映画みたいな。
上の狐の人とはまたちょっと違った味わいの異空間。



ということで2012年陶炎祭の購入品。
白っぽい丼と皿は山下 広氏の作品。
最初に皿が目に止まったんですが、丼の表面もなんか質感が気に入ったのでセットで購入。

右下、黒い皿は糸賀陶房さんの作品。
白黒の幾何学模様が非常に目を惹いたので使い勝手の良さそうなおてしょうサイズの角皿を2枚。特徴的な直線デザインと曲線デザインをそれぞれ一枚ずつ。
同じ模様が入ったサイコロ型の器というか箱のような作品もあって、これが模様とデザインが非常によく合ってて好きだったんですが、実用性で買うのはお皿にしておきました。

あとは先ほども書いた陶の動物園、大崎透氏のスズメ。
この後、個展に行ったときにもう一羽買い足したので現在は二羽自宅にいます。やっぱ対になってる方が絵になる。
いや群れてる方がもっと面白いんですけどさすがに予算が。

今年のGWは陶炎祭を見に行く予定。


過去の笠間陶炎祭
 2007年 前半後半
 2008年 前半後半
 2009年 前半後半
 2011年



2013年4月16日(火)01:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理

2012 益子陶器市

さて、もうすぐGWというところですが2012年の陶器市巡りの記録をかなり書いてたのに途中で放置してたので1年経つ前に慌てて収録。
GW初日の4月28日、毎年恒例の陶器市を眺めに行くべく朝から家を出まして。
今回は大崎透氏の作品を気に入った職場の後輩から「スズメ買ってきてください!」と言われてるので行き先は笠間。

ちょっと予定より遅れたけど11時半頃には到着し、意外と駐車場が空いてるなーと思いつつ会場へ。


‥‥なんか準備中?

ふと張り紙を見ると『笠間陶炎祭 4/29~』の文字。明日からか!
何度も張り紙を確認してたにもかかわらず連休期間中に開催と勝手に脳内変換してたらしく、まったく気づきませんでした。

ということでその場で検索して益子陶器市はちゃんと今日からやってることを確認し、急遽そのまま益子へ移動。
以前から笠間と益子の陶器市をハシゴしたいと考えてたのが思わぬ形で実現する羽目になりました。いやいや、私が考えてたのこういう形じゃないから!

さて、40分ほどの移動で昼過ぎには益子に到着。いつも通り付近で駐車スペース貸し出してる民家を探し、車を停めさせてもらって探索開始。



ということで面白げな作品とか。
益子は笠間に比べるとテントや案内パンフから得られる作家さんの情報が少ないのがちょっと難な気がします。

写真上段はネコマチ商店街というのぼりを立てた一角にいた丸ネコ。
リアルとコミカルデフォルメの合間を縫うような絶妙なバランス。目つきが印象的です。


中段はこの時は名前の手がかりになるものが見当たらなかったんですが、以前の写真に写ってたMuMuという看板から検索したらTwitterのアカウントが出てきました。
なんかのんびりした味のあるバクの群れをひたすら焼いてる作家さん。
が、あとでいただいたハガキでは太平窯 岩下宗晶氏となっており、こちらの名前で検索すると出てくるのはむしろシャープなラインをしたシックな作風の器。
今までずっと「なんかぽやっとしたバク売ってる人」の印象だったのでわりとギャップがすごいです。

下段、鳥類を印章のように浮き彫りにしたワンポイントがある小品群は西丸久美子さんの作品。
らくがんのようなメリハリのある凹凸感がなんか惹かれます。

カメラがポケットの中で勝手にアートモードとかになってやがったため色合いがおかしいですが、現物はもっと落ち着いた色彩です。
このモードいらねぇ!
Mayugeは最近になってデジカメを買い換えましたが、このトラブルが頻発することも地味に買い換えたくなった原動力の一つな気がします。



本日のどうしてこうなった。
岡部耕太郎氏のテントでは筋肉達磨のアニキが良い笑顔でアピール中。なにやらすごい魔力があり、つい買ってしまいそうになるんですが使い道が思い浮かびません。飲み物入れたくないし。
この頭上から植物が生えててもアホっぽくてよさそうかも。
ていうかあんたキン肉マンに悪役で出てなかったか


右側は硝子屋 PRATO PINOさんの蛇口ガラス。個人的に蛇口の作品が好きですが、主力商品は真面目なガラス器のもよう。蛇口バリエーションあります
益子陶器市はガラス細工の作家さんもけっこういるんですよね。



上は作家さんの名前は不明ですがだいたいいつも定位置にいるリアルな魚の人。
毎回なんとなく見に来てしまいます。


下にいる妙なのはMosMosと名付けられた真山茜さんの作品郡。
素朴な素焼きの変な生き物の鉢。鳥っぽいモノとか猫っぽいモノとかさっぱり何か分からないモノとか。ぽわっとしたコケがもっさり生えてるやつが妙な吸引力があります。
素焼きでできていて、下の方を水に浸しておくと勝手に吸い上げてコケがいい感じになるらしいです。コケの他、鉢になってるものや観葉植物を植えたものなど色々バリエーションがあります。



ということで2012年の益子陶器市での購入品。
2010年に来たときに買った原田省平氏の茶碗が震災で割れてしまいまして。色合いや質感が好きだったので同じ系統の茶碗をもう一度購入。ちょっと形が違っていて、下の方を削いで3本足にしてあるタイプ。

あと、上でも採り上げたMosMosの小さい植木鉢。コケの植えてあるやつと悩んだんですが、サボテンか多肉植物でも植えようかと思いつつまだなんも植えてません。
ちょっとひとを小馬鹿にしたような表情ですがなんか気に入って。

さらにMuMuの小さいバク。群れで色々配置されてるのが面白かったんですが、単品でもぼーっとしたいい雰囲気。
こちらは現在職場のデスクに置いてるため器と一緒に撮れず、以前に撮ってた写真から。
サイコロに座ってる方は職場の後輩が昔部活で作ったという作品。妙な味がある‥‥。
バクを台に乗せるとちょうど目が合うのでまとめて設置中。


過去の益子陶器市
 2006年 前半後半
 2010年



2013年4月16日(火)00:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理


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