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2009年6月24日を表示

タイフェスティバル2009

昨年はあいにくの天気で客がテントの下に集まって越冬中のペンギンみたいになってたタイフェスティバルですが、今年はアホのような快晴のもと、5月の16、17両日にかけて開催されました。
天気がいいときにやってくれればまた来たいイベント、と去年書きましたが、天気がいいと混雑がえらいことになります。代々木公園ではけっこう色々な国のジア系イベントをやってますが、他の国と比べると知名度と集客力は一段抜きん出てるかもしれません。
人の流れが滞りやすい通路の合流地点や曲がり角など近寄ることすら困難な状態。どっちにしろ越冬ペンギン状態か。

出店数はスリランカフェスティバルよりは多く、ナマステインディアとは同じくらいか若干少ないかな?というくらいの印象。ただ、客の密度はどのアジア系イベントよりも圧倒的に高かったです。この辺は前後の天気は周辺のイベント状況にもよるのかもしれませんが。


例によってニケ夫妻と現地集合だったんですが、ニケから遅刻する旨メールがあったので先に会場内をうろついて昼食を物色。2、3品買い込んだ辺りで到着したニケ夫妻と合流し、それぞれ購入した物を持ち寄って昼食となりました。



上段、スペアリブの炙り焼きと生春巻き。
スペアリブは肉が意外に軟らかく、直火焼きの香ばしさがいい感じ。店の周辺にもうもうと煙を立てながら調理してました。味付け的には「ここんとこがタイ風!」という感じは特に無いかもしれませんがスタンダードに美味。
生春巻きはベトナムではっていう気もしますがキニシナイ。パクチーたっぷりで美味。

中段、左はいつものMayugeの好物、ガイヤーン。タイ風焼き鳥とか表現されるやつですな。ハーブの香りが利いた甘辛いタレと焼き目の香ばしさが良い仕上がり。
右側が記録し忘れで名前不明。グリーンカレーと同じ系統の味付けで鶏そぼろを炒め、これをごはんに乗せたドライカレー的なもの。ちょいレモングラス風味。
ご飯に対して具が少なくないかコレ。と思ってたらかなりの激辛。ご飯で辛さを希釈しつつ食べてたら、むしろ具が余り気味になる体たらく。いや、かなり辛いんですけど美味しいです。

下段、駐在武官事務所が売ってたトンサッブ。なんか駐在武官事務所は去年も家庭料理っぽい物を出店してた気がします。
トンサッブとはイサーンのホルモンスープだそうです。ほほう、イサーンのね。なるほど。

イサーンて何。

得体の知れない内臓肉とパクチー、ネギ、レモングラス、こぶみかんの葉、ショウガなど、タイの定番的ハーブ、香辛料たっぷりのスープ。もちろん赤いものも入っているのでけっこうな辛味。内臓肉の香りはちょっとクセがありますがこれは好み次第。ハーブが利いてることもあってMayugeとかニケ的にはわりと美味しく食べられましたが、ニケ's旦那はちょっと苦手だった様子。



次は麺類。
上段はタイラーメン、クイッティオ・ナーム。塩味のあっさりスープにフォーと似た米粉っぽい幅広の麺。蒸し鶏っぽい肉とたっぷりのパクチーがトッピング。さっぱりした味で美味しいです。

下段はトムヤムラーメン。酸味と辛味が強烈な見た目通りの仕上がり。こっちはトッピングはエビやイカなどの海産物。辛いけど美味しいというタイ料理の毎度のパターン。



さらにこっちの上段上側のパックはニケ購入のガイヤーンコラートとポピアリムパー。
ガイヤーンコラートはコラート風焼き鳥との説明。ほほう、なるほど。コラートの仕業ですか。コラートとはまた通好みですな。

コラートて何。

そして皆様お待ちかねのポピアリムパー。まさか知らない人もいないと思いますが念のため説明しておくと、ポピアリムパーはチースとネームの春巻きです。やっぱポピアリムパーにはネームですよね。

チースはまあチーズの誤記としてネームって何だ。前提ハードルが高いよさっきから。
春巻きの皮にチーズとサラミっぽいソーセージを巻いて揚げたものという感じです。居酒屋のつまみにありそうな食べ物。

もう一つのパックはカノムクルワイ。バナナとココナッツのお菓子とのこと。バナナの葉ででてきた器にバナナペーストとココナッツを入れて蒸した感じ。素材の味を活かしたあっさり抑え目の甘味。素朴な雰囲気でもっちりした食感も面白く、なかなか美味しいです。

下段の写真はMayuge購入、タイソーセージとクルワイケーク。
タイソーセージはもち米入りのソーセージとのこと。どんな感じになるんだろうと思って買ってみたんですが、ソーセージを囓ると肉の中にもち米がツブツブと入ってる感じになってました。意外性とかわりと無縁。

クルワイケークはバナナの天ぷら。衣にも少し甘く味付けがしてあり、ココナッツが混ぜ込まれています。シナモンが少し振ってあるのか衣に混ぜ込んであるのか、口に入れるとほんのりとしたシナモンの香り。これまたシンプルな味ながらかなり美味しいです。揚げたてのものがたいへんお勧め。



そして会場内にはドリアンとかマンゴーのカブリモノが歩き回ってタイフルーツのアピールをしてました。この他にもバナナとかマンゴスチンなどが歩いてた気がします。
生鮮食品のコーナーにはドリアンやマンゴー、マンゴスチンといった定番フルーツの他、タマリンドやスネークフルーツなどという、名前は知っていても売ってるのは見たこと無いような果物も。

そしてドリアンとくればもちろんニケが黙っていようはずもなく。
小玉ドリアンと大玉ドリアンの山を見て迷わず大玉の方に行き、積んであるドリアンを念入りに吟味開始。大きさ、熟し具合などを一個一個見比べた結果、これという一個を決めたようです。

 「よし、これにするー」

‥‥なぜそれをこっち見ながら報告するのかね?
その一番下の方にあるとっておきのドリアンを掘り出せと。

ということでお目当てのドリアンを入手して上機嫌のニケはそのまま代々木公園の木陰でドリアンパーティー開始。
素手でドリアンをメリメリ割ってもさもさ食ってます。ニケ's旦那はちょっと離れたところに座ってドリアン拒否。たまに様子をうかがいつつも食べてみようとかいう気は全く無いらしく。
Mayugeはちょこちょこと千切り取って囓ってますが、結局大玉ドリアンの8割以上はニケが1人で一気食い。

 「へえ、ドリアンの中身ってこんな風に別れてるんだ(´・ω・`)」

ってニケ旦那、たしかあなた達の家へは私が知ってるだけでも10回くらいはニケがドリアンを丸ごと持ち込んでるはずだと思うんですが。

 「食べるとき外に出てるんで(´・ω・`)」

徹底してドリアン拒否ですな。なんとなくドリアンを外に出す方がスジなような気がしなくもないけどキニシナイ。

あ、Mayugeがドリアン袋持たされて歩いてたとき、混んでて狭い場所でちょっと強引にMayugeの前に割り込んできた人へ。向こう脛にドリアンがかなり強く当たったように見えましたけど大丈夫でした?



2009年6月24日(水)23:26 | トラックバック(0) | コメント(2) | くいだおれ(食記録) | 管理


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