FRIJOL(フリホール) |
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| 先月になりますがメキシコ料理の店、FRIJOL(フリホール)に行ってきました。 天久保の、東大通りから少し入った住宅地の中にある店で、なにやらおもちゃ箱かキャラメルの箱を思わせるような雰囲気の建物。 つくばでメキシコ料理といえば定番のお店であるエルトリートにもほど近い辺りです。エルトリートは何度も行ったことがあったんですが、こちらの店は今回初めて知りました。
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| ということで今回の食事。 白菜と豚肉の重ね煮メキシコ風(¥980)
こちらは1日10食限定の週替わりランチのこの週のもの。この日は昼すぎに店に入ったんですがまだ残ってました。 料理はピラフと煮物とサラダと謎の付け合わせをワンディッシュにまとめてあります。いや名前が謎なだけでチリビーンズっぽい煮豆とかさやいんげんとかですが。 煮物は薄切りの豚肉と白菜をミルフィーユ状に交互に積み重ねてトマトソースで煮込んだ感じ。ピリ辛のトマトソースが明らかにメキシコ風であるにもかかわらず、なぜかどことなく実家の料理を思わせるような懐かしい味わい。 メニューの説明によると、「日本のご家庭でもお馴染みの白菜と豚肉の重ね煮。FRIJOLでは、旨味たっぷりのスープにサルサチポトレを加えてじっくりと煮込みました。かすかに残る上品な辛みが後をひきます。」とのこと。ははあ、なるほど。チポトレがねぇ。どうりでねぇ。 当然のような文脈で語られるサルサチポトレがいったい何なのか想像も付きません。調べてみたところ、どうやらハラペーニョを乾燥させて薫製にしたメキシコの食材らしいです。
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| アロス・コン・ポージョ(¥980) こちらは3月限定ランチとのこと。 検索してみたところ、本来のアロス・コン・ポージョは皮に焼き目を付けた鶏肉を使って炊き込むピラフという感じの物らしいですが、今回の定食は特製サルサに漬け込んだ唐揚げをピラフにトッピングするというアレンジ。サルサ風味の唐揚げが美味しいです。 上にかかってる緑色のはアボカドソースで葉っぱはコリアンダー。パクチーですな。アボカドにライム、パクチーという組み合わせも、これまた非常によいです。
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| ランチの定食はどちらもドリンク付きだったので、これに+¥250でオリジナルデザートを追加しました。 この二つで付いてくるデザートが違うということだったんですが、この2種のどっちがどちら用のデザートだったのかそういえば不明。 左側はスポンジの上にクリームでわりと普通な感じですがトッピングされたピスタチオがそこはかとなくメキシコ方面な風情。香ばしくていいです。 写真ではなんか判りにくいですが、黒いウサギの耳みたいなパーツが刺さってます。これはクッキー生地かと思ったら、どちらかといえばパリッと焼いたトルティーヤ的なもの。かりんとうのような歯ごたえがあります。 右側のは同じく写真では判りづらいですがトルティーヤ的なものをカリッと焼いて作った器の上にアイスが乗ってます。 これまたザクザクした面白い歯ごたえ。
あと、せっかくなのでランチメニュー以外のメニューもリサーチしてたんですが、アボカドスープ、ラム肉のタコスといったいかにもメキシコ料理という感じのメニューをはじめとして、有名というか名前が印象的なアステカスープ、鶏肉のチョコレート煮込み、魚のトマト煮込みベラクルス風といったなんだか正体の分からないものまで、かなり興味深いものがまだまだたくさん後ろに控えてました。
すぐ近所にあるエルトリートがレストラン的なメキシコ料理であるのに対して、フリホールの料理は非常に家庭料理っぽく、店としてはほとんど別ジャンルだと思います。 もっともMayugeはメキシコへの渡航経験とか帰宅してみたら部屋にメキシコ人が勝手に住み着いてメキシコ料理作ってた経験とかは無いので、メキシコの家庭料理が実際にどんなものなのか知りませんが。 白菜と豚肉の重ね煮の印象が強いせいもあるんでしょうけど、異国情緒に溢れているにもかかわらず、非常に馴染みやすく、どこか懐かしい味でした。
FRIJOL(フリホール)
所在: つくば市天久保2-10-1 電話: 029-859-6988
営業: 11:30~14:30(L.O) 15:00~17:00(L.O) 17:30~21:30(L.O) 定休 火曜日(祝・祭日の場合変更あり)、12/31~1/2
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2009年4月15日(水)00:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | くいだおれ(食記録) | 管理
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