16日午前 ハコフグ遭遇戦編 |
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| さて、2日目となった本日も朝から海水浴。みんなが泳ぎに行く荷物の準備をしてる頃、ニケだけが何やらごそごそと荷物を漁ってます。 そして取り出したのが去年ヤフオクで購入し、今回初の実戦投入となる銛。80cmくらいの塩ビ管と50cmくらいの先端をとがらせたステンレス棒、さらにステンレス製の鏃(やじり)の3パーツで構成されています。ステンレス棒に鏃を装着し、これを塩ビ管に差し込んで、ゴムバンドの反動でこのステンレス棒を撃ち出すというもの。ステンレス棒の後端にはストッパーが付いてるので、ステンレス棒は飛んで行くのではなく、槍を突き出すように棒が伸びる感じ。
見てると、組み立て方が判らずにモタモタしてたので、取り上げて形を見ながら適当に組んでみる。 ということで完成した銛を手に取り、さっそく満面の笑みでダンボール箱に試射しようとするニケ。おーい、その箱、他の宿泊客の食材入れじゃないのか。
「バスッ」という音と共に余裕で厚手のダンボール2枚を貫通し、なおも余裕のありそうな気配。
とりあえず今日はニケの前は泳がないように気を付けよう。
さて、本日午前中の行き先は昨日と同じく泊海岸。 Mayugeはできるだけニケの左斜め後ろを泳ぐように心がけつつ。
写真はウニを上から見たところ。トゲがかなり長かったからガンガゼかも。 なんか中央にオレンジ色、その周辺に規則的に青色の点が光って見えて、すごく上からブラスターを打ち込むとよさそうに見えます。 写真だと綺麗さがいまいちわかりにくくてやや残念。
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| そうこうしてるうちにハコフグを見つけたのでストーキング。短いヒレをパタパタ動かしてホバリングするみたいに泳ぐ姿が可愛いですな。 ROの方で騒いでるのでそれを聞いてる方はご存じでしょうが、ニケが何やらハコフグに惹かれてまして。 まあ泳ぐ姿が可愛いのもさることながら、身が美味しいらしいという情報をどこからか聞きつけてきたため、ここ数年、ニケのハコフグへの興味は非常に高い物となっています。主に捕食的な意味で。 とりあえず深さもあまりない場所で遭遇したのでそのまま追跡しつつ撮影。
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| そこへ「ゴブァ!」という音と共に山賊(銛装備)見参。イメージに似合わず慎重に狙いを定め、一撃でハコフグを仕留めました。 正直、素人がいきなり銛なんか使って、本当に魚が獲れるとは思ってなかったので少々驚愕。まあ動き遅い魚ではありますが。
意気揚々とハコフグを獲物袋に入れて山賊ご満悦。
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| ハイテンションな山賊というか海賊というか危険人物はさておいて泳いでると、今度はハリセンボン発見。 君は昨日のハリセンボンじゃなかろうね。 そこへ「ゴブァ!」という音と共に山賊(素手)見参。山賊手を伸ばして追いかける追いかける。ハリセンボン逃げる逃げる。 しばらく追跡劇を繰り広げた後、ハリセンボンの尻尾を「わしっ」と掴んで山賊の勝利。 どうやら昨日Mayugeが手づかみでハリセンボン捕まえてきたのを見て密かに対抗意識を燃やしてたもよう。
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| そしてしばらく弄りまわして遊んだ後リリース。食えるのかどうかよく分からんからな。 やっぱり空気を吸い込んじゃって水に沈めずにもたもたしてます。
ちょっと言わせてもらうと、君らのその戦略は間違ってる気がしてきたぞ。
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2007年9月20日(木)23:05 | トラックバック(0) | コメント(2) | 放浪(旅行・御朱印) | 管理
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15日午後 浮き輪を持った刺客編 |
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| - 山賊の午後は一杯の大盛りかき氷から始まる -
いや、昼ご飯かき氷(チョコレート練乳)かよ。 なんか朝ご飯のおにぎりの残りがあるとかで、ニケはかき氷のみ注文。そして旦那とMayugeの器からちょこちょことつまみ食いして昼食に。ちなみに食べに行ったのはレストラン 大師。場所はここらへん。 メインメンバーの人が顔馴染みになってるので昼食は毎回ここ。どのメニューも盛りがすごいことになってます。今回頼んでみた中ではチャーハンがシンプルながらも非常に高レベルでした。あと、よく考えたら常連の人々の焼きそばオーダー率が妙に高かった気がします。ひょっとしたら焼きそばにも何か秘密があるのかもしれません。
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| さて、午後は中の浦海岸へ。 この海岸は車で入れる道の行き止まりから、ちょっと長い石段を下りた場所にあります。 こちらは午前中の泊に比べて水深がやや深め、水の透明度はけっこう高い感じです。魚もやや大振りな物が多く、シュノーケリングには見ごたえのあるポイント。海岸からちょっと進んだら水深はすぐに3~5mくらいになりますが、底の方を泳いでる魚の姿もはっきり見ることができてなかなかいい感じです。さらにもう少し進んで湾の終わり付近まで出ると底が青く霞んではっきり見えないようになりますが、かなり大型の魚もウロウロしてるようになって面白いです。
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| ちなみにニケ's旦那は「泳げるんだけど水が嫌い・足が届かない場所に出るのは嫌」という微妙なスタンスなので今回はかなり沿岸部の方に棲息中。 一度ニケが旦那を浮き輪に詰めて沖に引っ張って来てましたが、かなり水深があることに気付かれ、いつの間にか浮き輪から抜け出して逃亡されてました。振り向いたらいなくなってるし! ていうかそもそも今回の島行きも「一緒に島には行ってもいいけど、自分は海には入らずに釣りかジョギングでもしてる」と言ってたのに、なんか気付いたら海に引きずり込まれてる感じで。参加者の間では、旦那が最近保険にはいるようニケから勧められたりしてないか心配する声が上がっています。
それはそれとしてここでも名前のよくわからない魚の群れをストーキングするイヤガラセ。 気付いたらちょっとした魚の群れに囲まれてたりすることがよくあって、なかなか油断なりません。 そしてどれもこれも美味しそうに見えてくる日本人。
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| とはいえMayugeも食い物ばかり見てたわけではありません。 式根島周辺でよく見かけてわりと好きな生物、イバラカンザシ。 ゴカイとかの仲間で、水中にエラを伸ばして微生物を捕獲してる生き物。カラーバリエーションが非常に豊富で面白いです。 この他にもピンク色っぽいのとか、黄色、紅色、グラデーションかかったやつなどがいました。
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| あと、帰ってきてから写真を整理していて判明したんですが、気付かないうちにイカの群れと遭遇してたようす。 まったく記憶にないので、多分泳いでるときはただの魚の群れだと思って撮影してたらしい。
そんな感じで堪能して夕方まで泳いだあと、そろそろ撤収ということで荷物の所へ。 周りを見ると、雑に破ったビニール袋が散乱してまして、マナーの悪い客がいるなぁと思いつつふと見ると、その周辺に散らばってる粒々は米。
…米?
って荷物の中に入れてたサバメシ実行用の米がカラスに食い荒らされてるし! カバンの一番奥に入ってたはずなのによく気付くなぁ。海水浴客のカバン漁ったら食べ物が出てくるって学習しちゃってるんでしょうねぇ。
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2007年9月20日(木)22:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 放浪(旅行・御朱印) | 管理
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15日午前 ハリセンボン邂逅編 |
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| さて、朝8時半、島に到着しまして、宿の人の出迎えの車で移動。宿で朝食をいただきます。 そしてそのまま宅急便であらかじめ送ってあった荷物をまとめて本日一本目の海岸に。写真の日付見たら10時半には泳ぐ体制に入ってますな。
メンバーは10人ほどで、メインは主催者集団であるスキューバダイビングの人々。さらにMayuge、ニケ、ニケ's旦那の3人がシュノーケリング、さらに2人は釣りと、3班に分かれての行動となります。
1日目(15日)午前中の行き先はは泊海岸。式根島の紹介写真でよく使われる、きれいな三日月型をした海岸です。
わりと遠浅で砂浜あり岩礁ありと、水泳にも磯遊びにも対応できる万能海岸。入り口が狭い湾になっているので波も穏やかで非常に遊びやすい場所です。
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| 海に入ってみると水深1mくらいのところで早速魚群と遭遇。 カゴカキダイですかね。式根島の海岸付近でシュノーケリングしてると一番よく見かける魚の一つです。 今回の旅行で、釣り部隊の方がこの魚の大きいやつを釣ってこられまして、夕食に刺身になって出てきました。非常に美味しかったのでMayuge内でこの魚は観賞用から食用にジョブチェンジしております。写真のは水中眼鏡越しで手のひらくらいに見えたから、多分タバコの箱より小さいくらいじゃないでしょうか。食えねぇ。
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| あと、こちらも式根島沿岸部でよく見かける青い小魚。大きさはメダカくらい? 目で見ると非常に綺麗なんですが、写真に撮るとたいてい小さくてなんだかよく判らないものになります。 名前を知らないのでとりあえず青い小魚でイメージ検索してみたところ、同じ魚とおぼしい写真がけっこう出てきました。 しかしいずれも名前が分からないからこそ「青い小魚」という抽象的な表記をしてるわけで。ええい、使えん奴らだ。 これからはMayugeも使えない情報に1ポイントプラスしていく所存です。
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| ちょっと進んだところでハリセンボンが目の前をふよふよと通り過ぎていったので追いかけてみる。 もちろん人間が来ると嫌がって逃げていくんですが、かなり動きがゆっくりなのですぐに追い付いて至近距離で撮影。
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| しばらくピッタリ付けて追いかけてたものの、さすがに飽きてきたのでちょっとカメラでつついてみる。 するとハリセンボンの名前通りブワッっと膨れてトゲだらけに。しかし泳ぐ速度はさらに遅くなってますますいいオモチャ。 とりあえずそのまま捕獲して引っ張っていき、山賊にトス。海面から持ち上げられ、水を吹き出しながら山賊を威嚇するハリセンボン。なかなかの命知らず。
しばらくいじって遊んでましたが、食べられるかどうかよくわからないという理由で放免となりました。運のいい奴。 水面に戻すも、威嚇しようと膨らんだときに空気を吸い込んだらしく、沈めなくなって水面をフラフラ漂うハリセンボン。なんかかわいい。
一日目前半はこんな感じで足慣らしに1時くらいまで泳いでました。 で、ダイビング部隊が海底から帰ってきたので、合流して昼食に。
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2007年9月20日(木)00:49 | トラックバック(0) | コメント(2) | 放浪(旅行・御朱印) | 管理
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