ラ フランドル(ガレット) |
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| さて、わりと頻繁にここのBlogで書いてますNONですが、その向かいに花屋がありまして。 花屋とは書いてあるんですが生花店という感じでもなく、なんか花を置いているようなそうでもないような、お洒落な外見ではあるけどいまいち何をして生計を立ててるのか外からは量りがたい店です。強いて言えばガーデニングが趣味の人がついでに植物をお裾分けしつつ隠居してるような印象でしょうか。
そんなお店、ラ フランドルが、何やらカフェを始めたらしいという情報をしばらく前に得ました。以前から、向かいのNONからも何か工事してるのが見えてたんですが、このためのものだったらしく。で、先週、NONの帰りに表のメニューを見てみたら主力商品とおぼしき部分に「ガレット」の文字。
…いや、例の紫色の球体ではないのは判るんですが。
まあこちらのBlog側にはつくばの食品情報を検索してくる人も結構いるので、あまりガレットネタで引っ張るのも何ですし。 「意味わからねぇよ」って人は、某ゲームに「ガレット」という鳥のエサくらいにしか使えない、紫色をした球体のアイテムがあり、なおかつそれがけっこう高価な宝箱から出てしまったりすることが局所的にままあると。それだけ心の隅にでも留めておいていただければ結構です。 多分大部分の方には何の役にも立たない情報ですが、そういうものこそ人生の潤いだったりするかもしれません。
さて、そんなわけでガレット(人間が食べる方)を試しにいってきました。 調べたところこっちのガレットは、そば粉を使用したクレープのような物だそうです。 店は1Fがカフェに改装され、以前あったフラワーアレンジメント教室などは2Fに押し出された様子。
ということで注文したのはガレットとクレープのセット。メニューの中からお好みのガレットとクレープの組み合わせと、あとサラダまたはスープのどちらか、さらにドリンクがセットになってます。 写真はまずはガレット2種から。
上:サーモンとレレモンクリームのガレット 下:キノコとクリームのガレット
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| そしてそれぞれサラダとゴボウのスープ。 サラダはドレッシングというか主にレモン果汁を搾ってある感じで、トッピングはフライドオニオン。スープの方は粗くおろしたゴボウをベースにした物で、どちらも素材感たっぷりの素朴な味わいでした。
ガレット自体は特にそば粉の存在感はなく、普通にクレープと変わりません。運ばれてくると非常に香ばしい香りが漂っていて食欲をそそりますが、その時もそういえばそば粉風の香りはそれほど感じなかったような。縁の部分がカリッとしていてこれもよい感じです。 サーモンとレレモンクリームのガレットは、ガレットの上にスモークサーモンを敷き、さらに野菜と一緒に包んでレモンとサワークリームを乗せてある感じ。 ぱっと見た感じよりけっこうサーモンが強めです。 スモークサーモンに野菜、さらにレモン風味のサワークリームという組み合わせがなかなか絶妙。 レが一個多いような気がしますがメニューにそう書いてありました。第二外国語がドイツ語選択で、ラ フランドルのラが何なのかも知らない身としては、レレモンのレにも何か意味があるかもと考えただけで誤記じゃないのかとか怖くて迂闊にツッこめません。 などと書いていたらサワークリームの上に乗っていて我々がレモンだと思いこんでいた黄色い物体は、実はレモンではない何かなのではないかという戦慄すべき可能性に思い当たり、名状しがたき恐怖を味わっています。(((´・ω・)))ガクガク H.P.ラブクラフトでも降りてきそうな勢い。
キノコとクリームのガレットの方は、たたんだガレットでたっぷりキノコとホワイトソース、チーズを包んだ感じ。キノコはブナシメジとエノキダケ、エリンギは判別できました。わりとクセはなく、こちらも全体的に素朴な味わい。こちらはおおむね見た目から想像される通りの味がします。
そういえばガレットはナイフ、フォークと一緒に出てきたんですが、どうやって食べるのかけっこう悩みます。崩れるし。正しい食べ方に関する情報求む。
あと、その他のガレットとしてココナッツミルクベースのカレーのガレット、「サイゴン」というのもありました。 最初、これが気になったのでこちらを注文しようと思ったんですが、「申し訳ありません、本日売り切れてしまいまして…」とのこと。残念。
ちなみにカフェは11:00~の営業です。店に入ったのは11:30過ぎくらい。開店早々にベトナム人の大集団に店が蹂躙されたのではないかとMayugeはやや心配です。 つまらない物ですがこれドウゾ (´・ω・)つ[今日は作ってないと答える勇気] コト
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| で、デザート。それぞれあったかリンゴのクレープとフルーツミックスのクレープ。 フルーツミックスの方は美味しいですが、まあ普通に見た目通り。ただし別名がベルサイユ。なぜにベルサイユ。 あったかリンゴのクレープがシナモンが効いていて良い香り。クレープ内部にもリンゴが包んであります。 ここ最近リンゴ系デザートの当たりが続いていて満足。こちらにも何か別名が付いていましたが、ベルサイユのインパクトに負けて記憶から押し出されてしまいました。ていうか多分ガレットにもそれぞれ別名は付いてた。
ということで、全体的に素材を生かしたシンプルな味付けがメインな感じです。建物や庭も雰囲気良こだわって作られていますし、こういうのが好きな人には堪らないんじゃないでしょうか。個人的にはサラダとスープはもう少し素材感を抑え気味にしてもいいんじゃないかという気がしなくもないですが、獅子は兎を倒すためにも全力を尽くすと言いますし、まあこれはこういう物でいいのかもしれません。
倒す気なのか。
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2007年1月29日(月)02:24 | トラックバック(0) | コメント(4) | くいだおれ(食記録) | 管理
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