おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


2006年1月31日を表示

牛肉

ニクコップンって響きがなんか韓国料理っぽいですよね(挨拶)

さて、やっとアメリカ牛が輸入再開になって牛丼食べ放題かと思ってたんですが、なんかアメリカ人の肉屋がちゃんと働いてなかったとかで騒ぎになりましたね。とりあえずまだしばらく牛丼はおあずけですか。

ということで牛肉の輸入再開とBSE(狂牛病ってネーミングセンスは好きなんですけどね。なんで変えるかな)に関して、なんかボーっと考えてたことでも。あくまでもヤジ馬的に。

まあ基本的に日本人は几帳面とはいいますが、特に食べ物に関して、一旦情報を聞いてしまうとヒステリックとも思えるほどの潔癖性を発揮しますよね。それまで平気で食ってたようなものでも。
日本で流通する肉牛は食肉にされる際にすべての牛が検査されてBSEではないことが確認されるんですが、こんなことやってるのは日本人くらいみたいですね。日本以外では30ヶ月齢以上の牛だけチェックしてるようで、30ヶ月齢未満の牛はフリーパスというのが一般的だそうで。
アメリカ側の要求する条件としてよく聞かれた、「30ヶ月齢未満の牛は安全だから売らせろ」というのはこのへんから来てるみたいです。しかしこれって、根拠のとこをよく見たら、「30ヶ月齢未満は安全」だから「検査しなくてもOK」ということではなく、「30ヶ月齢未満の牛は、わざわざ検査してもどうせBSEかどうか判定できない」から、「検査しない」ということに見えるんですけどね。
これは要するにアレですか。要約すると、「どうせ調べたって毒が入ってるかどうかなんてわかんねーよ。いいから黙って食えよ。」ってことですか。
そりゃアメリカ人は脳みそが筋肉と脂肪と砂糖でできてるから異常プリオンも貯まらない我々日本人は江戸時代まで肉食ってなかったから免疫力弱いんですよ。カンベンしてください。

こんな条件では、もし輸入再開しててもメディアの取り上げ方次第では誰も買わなくなってたんじゃないかとも思えます。さっきも書いた通り、日本人の食品に対する潔癖性は無駄にすごいですし。O-157のときのカイワレダイコンとかがいい例ですね。まあすぐ忘れるんですけど。

さて、ここまでが日本側から見た牛肉事情。で、これに対してアメリカから見た日本の要求というのはどう見えるのかなぁということをふと思ったんですよ。

ということで牛肉を水にたとえて、やりとりを再現してみますかね。
川辺に川の水を使って生活してる人がいたとするじゃないですか。そこによそ者が水を買いに来るわけですよ。

「あー、君君。水売ってくれない?」
「ん? 水? いくらでもあるよ。どれだけ欲しい?」
「いやそれ、川の水じゃん。そうじゃなくて水道水売ってよ。」
「こんなとこに水道なんてねーよ。川の水うまいよ? 大丈夫だからこれ飲めよ」
「ダーメだって。川の水なんか飲んだら病気になっちゃうよ。その水、ろ過して殺菌して水道水にしてから売ってよ」
「あ? 病気って何だよ。俺は毎日この水飲んでんだよ。てめー、ケチつける気かよ」

こんな感じですかね。アメリカからすれば自分が毎日食ってる牛肉が「食っただけで病気になる危険な肉」呼ばわりされてるも同然なわけですから、そりゃ機嫌も悪くなりますな。
しかも相手はただの屋外生活者じゃなくてジャイアンですよ、それも世界規模のジャイアン。そのたとえなら日本はスネ夫ってとこでしょうか。
うわ、ダメだ。ぜってー殴られる。

それはそれとして、吉野家の牛丼って、関西と関東で味付けかなり違いますよね。
おいしい牛丼が食べたいなぁ。



2006年1月31日(火)00:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 徒然(日記) | 管理


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