おもいつき
 
いきあたりばったりに。 日常とか
 


2006年1月26日を表示

食料いろいろ

さて、上司が韓国に出張に行ってたんですが無事帰国しまして。写真がお土産。

…キムチチョコ?

まあキムチというかコチジャンチョコですかねぇ。味の方はびっくりするくらいチョコレート。中に練り込んである部分が微妙に塩味がするけど、味も香りも普通にチョコレート。
ただ、食べてると口の中がピリピリする。けど味はチョコレート。けど辛い。

と、まあ無事帰国と書きましたが、あまり無事でもなかったんですけどね。その上司ですが、数日前の昼頃には帰国してて、予定ではそのまま一旦職場に来ることになっていたんですけど現れず、「体調が悪いので空港からそのまま自宅に帰って療養する」とのメールが来てました。

「いやー、食中毒だったみたいでねぇ。生もの食べたしなぁ」
「ああ、大変でしたねぇ。ユッケですか?」
「いや、ユムシ。」※グロ画像を含むかも知れません

生ものとかそういう問題じゃない気がする。



それはさておき。月夜さんフードバトンを回したところ、ご要望及び質問が返ってきてたようです。ということでその辺にリアクション。

ええと、まずサモサとは何か、ですね。島じゃないです。半島です。
東サモサ半島のあたりでおもに食べられてるスナックというかコロッケというか。
インドとかネパールに行くと道ばたの屋台とかで売ってます。
餃子の皮みたいなのでカレー味のマッシュポテトを包んで揚げた物を想像してもらえればいいかと思います。
実際にはカレー味というよりはガラムマサラ味と言った方が近いかも知れませんが。例によってカレー粉味とは違います(しつこい)。
正確な包み方は知りませんが、見た目が三角形になるように包むのがセオリーのようです。昔の牛乳とかであったテトラパック型ですかね。
検索したらレシピとかけっこう出てますね。こんな感じ
この形がサモサ半島の形に似てるからサモサの名が付いたという説もあります。
もし自分で作るなら、皮は春巻きとか餃子の皮で代用できますが、できれば自分でこねて、餃子の皮よりちょっと厚めにしておく方がお薦め。
あと、具もジャガイモ、タマネギ辺りが入っていればとりあえずなんとかなりますが、本場のはよく豆が入ってたりします。むしろ豆がメインくらいの勢いのことも。多分カレーとかコロッケに入ってそうな物なら何入れても平気。肉は普通は入ってないかも。
味付けは最低限塩とカレー粉だけでもOKですが、クミンシードを是非とも省略せずに入れていただきたい。

調理が終わったら、一度地面に落として砂ぼこりを付けると本場風味が増します。だそうです。 ※文責 須藤真澄


あと、キャパシティーとはなにかぽんた向けに説明せよ、と。
キャパシっていうのは要するにピンクペッパーのことですね。現地語だと思います。どの地方かまでは知りませんが。
で、チャイ(スパイスティー)の一種で、このピンクペッパーを紅茶にブレンドして使うのがキャパシティーです。
大航海時代、黒コショウをはじめとする香辛料の一粒は金の粒と等価交換されるほどの価値があったと言われますが、当然、キャパシをふんだんに使用するキャパシティーは大変な贅沢品でした。
特に貴族や豪商が客にキャパシを大量に使ったスパイスティーを出すことは、もてなしの気持ちを表す意味もあり、またステータスでもあったわけですね。

とはいっても香辛料ですし、バカバカ入れればいいという物でもないのは当然でして。そもそも辛いし。
ということで、キャパシをふんだんに使っていることを感じさせつつも、スパイスティーの味を崩さないためのバランスが重要になるわけです。
ここから、キャパシティーと言う言葉が、紅茶の葉に対してどのくらいまでキャパシをブレンドしても大丈夫かという許容量を示すようになり、さらに現在ではレシピに限らず一般に「容量」という意味で使われるようになっています。

それではおやすみなさい。



2006年1月26日(木)01:23 | トラックバック(0) | コメント(7) | 徒然(日記) | 管理


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